mosaki

Motoko TANAKA + Masaki ONISHI
communication / editing & writting / creative direction

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更新日 2020-07-02 | 作成日 2020-07-02

2012.01.01

新年あけましておめでとうございます。




新年あけましておめでとうございます。
昨年は誰にとっても仕事や生き方について改めて考えさせられる一年となりました。

ちょうど地震が起きた当時、私たちは本の編集のまっただ中にいました。それが「けんちく体操」の本でした。日々情報が錯綜する中で、(まじめに取り組んでいるとはいえ)今このような本を出すべきなのか、また私たちができることは何なのかと自問自答の日々が続きました。

数日後、私たちは編集作業の追い込みを再開。その後は、本業の傍らで一層「けんちく体操」のキュレーションに精を出し、これまでに経験したことのない数のメディアへの出演やワークショップを通して何百人もの人々と出会いました。特に三重県の亀山西小学校の三年生74名が文化祭の出し物として全員で「けんちく体操」をしてくださっていることを知りすぐに現地へ赴いたこと、またUIA東京大会でのプレゼンテーションに対する各国建築関係者の好反応は圧倒的な体験となりました。結果として先日、2012年4月にドイツのバウハウス大学で行われる建築教育のシンポジウムへの来て欲しいと田中へ依頼をいただきました。2012年は、「「けんちく体操」は世界を変える」をモットーに国内にとどまらず、世界の人々へ届けられるよう、プロジェクトを大事に育てて行ければと考えております。

昨年は、その他にも「建築家の絵本シリーズ」やシンポジウムとUstream放送、出版を連動させる試みなど、「けんちく体操」だけではない新しいチャレンジにも取り組みました。

「一般の人と、世界の建築を結ぶ役割を見付けたい。」

「建築は建築以外のことに包まれて成りたっている。建築の周辺を豊かに面白くしたい。」

そうメッセージを発信しつづけてmosakiとしての活動をはじめて、この4月で8年を迎えます。2012年もこれまでのフィールドにとどまることなく、人々に物事を捉え翻訳して分かりやすく伝える私たちだからこそできるキュレーションを仕事として展開していくことができればと考えております。

本年もよろしくお願いいたします!

2012年1月1日 大西正紀+田中元子/mosaki

2011.12.28
デザインハブ 忘年会イベント「GOOD by 2011」

「けんちく体操の480日」から見えてくるもの。




東京ミッドタウン内のデザインハブにて開催された忘年会イベント「GOOD by 2011」にて田中(ウーマン1号)と大西(マン2号)が「けんちく体操」のプレゼンと簡易的なワークショップをさせていただきました。タイトルは「けんちく体操の480日」。私たちが「けんちく体操」に関わりはじめてから、プロジェクト全体をキュレーションさせていただいてきた約一年半に渡る試みとそれによって小さくも起こり始めているムーブメントについてを「けんちく体操」の魅力・可能性と合わせてプレゼンさせていただきました。

下記は、その際のTwitter投稿をtogetterにまとめたものです。

http://togetter.com/li/234507

2011.12.26 #6
2011.12.11 #5
2011.04.16 #4
公開討論「日本のカタチ2050」
竹内昌義×馬場正尊×マエキタミヤコ×山崎亮

311以後、改めて考える2050年の日本。建築やコミュニティ、働き方や生き方はどう変わる?




「日本のカタチ2050」は、twitter上の議論をきっかけにはじめた公開討論会です。建築家の竹内正義さん、馬場正尊さん、コピーライター・クリエイティブディレクターのマエキタミヤコさん、コミュニティデザイナーの山崎亮さんの4名をコアとして、毎回、テーマを設けた上で各自がプレゼンを行い、オーディエンスも共に議論を重ねる試みでした。2010年に3回開催し、最終回の4回目の直前に東日本大震災が発生。311以後、このイベントで議論されてきたことの重みが一層ましたことから、この度、続編として5、6回目が開催されました。今後は、書籍化をめざし「本」という形でこの1年弱の議論を形にして世にメッセージを届けることができればと計画中です。

これまでの議論は、下記で録画を見ることができます。

ustream

2011.12.23
建築家の絵本シリーズ「くうねるところにすむところ」復刊第三弾
八島正年+八島夕子|「彩りの家」

実は“家”は、図面には描かれることのない、さまざまな“彩り”からつくられているのかもしれません。




建築家の絵本シリーズ「くうねるところにすむところ」復刊第三弾は、建築家の八島正年さん、夕子さんです。今回も全体の編集を大西が、巻末の建築家と絵本の解説文を田中が担当しました。今回は、主人公の少年がおばあちゃんの家をたずねるところからはじまります。見開きごとに現れるのは、小さな家にちりばめられたさまざまな家のシーン。暖かみのある水彩画に思わず引き込まれながら、ストーリーを感じ楽しむことができます。是非、書店にて手にとってみてください。

復刊第四弾は、建築家ユニット「トラフ」による絵本を予定しています。こちらもお楽しみに!

amazon

2011.12.15
DVD発売記念イベント「けんちく体操ナイト」

オトナのための「けんちく体操」な夜。お酒と共にワークショップとトークを!




「けんちく体操」DVDの発売を記念して、イベントを企画。これまでのワークショップは主に週末の午後に行い、さらにきっかけが親子が対象だったこともあり、どうしてもお子さんや親子の参加が多かった。fecebookでも何百人もの方が「いいね!」と押してくださっていてもやはりオトナは参加しづらいみたい。となれば、いっそのことオトナのためのイベントを企画するとどうなるだろうか!?ワークショップは簡易的にして、さらに「けんちく体操」の魅力を教養として伝えたい。そこで、ゲストに「けんちく体操」論をブログて大々的に展開されていたスポーツ史学の権威、稲垣正浩先生をお招きしました。

当日は、会場が満席になるくらい約60名ものオトナの方々に来場いただき、熱気に包まれました。また、ワークショップだけではない、このようなイベントも継続的に企画していければと思います。

稲垣正浩先生のイベント後の感想ブログ

2011.12.15
2011.12.11
2011.11.17
2011.10.11
2011.08.28
2011.07.16
2011.05.01
「けんちく体操」オフィシャルワークショップ

誰もマネすることができない“チームけんちく体操”がお届けするオフィシャルワークショップ!




2011年は、書籍出版をきっかけに依頼をいただき、”チームけんちく体操”のメンバー4名によるオフィシャルワークショップを8回開催しました。また、遠方からの依頼で私たちが行くことができない場合、また日程がどうしても合わない場合は、ワークショップのノウハウを伝授する形をとり、これを”けんちく体操博士マイスター”制度と名付けました。このような形をとることで、大阪府や島根県でも行われました。

また、島根県では「まちあるき」と連動させて行われたり、東京デザイナー学院では、授業の一環として4週にわたって取り組まれたり、さらに三重県亀山西小学校では文化祭の出し物として三年生全員で取り組まれたりと、「けんちく体操」は従来のワークショプの枠を飛び出して活用されはじめました。このようなこともすべて私たちと話し合い、最低限のノウハウを提供した上で、各地のマイスターたちが取り組まれたものとなります。今後とも、さまざまな使われ方をキュレーションしていくことができればと考えています。

2012年も、山梨県山梨市、東京学芸大学、ドイツ・バウハウス大学、自由学園、東京都美術館などでのワークショップが現在計画されています。

2011オフィシャルワークショップ

2011.12.15【ワークショップ18】「けんちく体操ナイト」@ワンドロップカフェ
2011.12.11【ワークショップ16】江戸東京たてもの園
2011.11.17【ワークショップ13】三重県亀山市西小学校表敬訪問&3年生74名とワークショップ
2011.10.11【ワークショップ12】月島第一小学校
2011.10.08【ワークショップ11】東京芝浦 SHIBAURA HOUSE
2011.08.28【ワークショップ10】名古屋ナディアパーク
2011.07.16【ワークショップ9】三省堂成城学園前店
2011.05.01【ワークショップ7】「アーキニアリングデザイン展」@日本大学生産工学部。

2011マイスターワークショップ

2011.12.13【ワークショップ17】★東京デザイナー学院
2011.11.26【ワークショップ15】★早稲田大学古谷研究室主体による「まちあるきけんちく体操ワークショップ」(島根県雲南市木次)
2011.11.25【ワークショップ14】★梶原ピッコロ保育園(大阪府高槻市)
2011.06.24【ワークショップ8】★栃木県立真岡工業高校

2011.12.07
「けんちく体操」DVD発売!

建物がそうであるように「けんちく体操」も3Dなのです。




2010年7月にmosakiは正式にワークショップメンバーとして加入し「チームけんちく体操」を結成。その後、書籍の出版をきっかけに、各種メディアからの取材やTV番組への出演依頼を受ける一方、ゴールデンキューブ賞での受賞やUIA東京大会での日本代表としてのプレゼンなど、アカデミックな場でも活動を続けている「けんちく体操」プロジェクト。今回は、なんとDVDになり新しい形の表現で皆さんの目の前に登場です。DVDではひとりでトライするものから大技まで31個の建物にトライ。それぞれに博士の解説がついてきます。現在、amazonでは割引価格で予約販売がはじまっています。なんと初回限定版は、書籍に続きアートディレクションをしていただいた古平正義さんデザインによる最高に素敵なおまけが!!

amazon:けんちく体操 [DVD]


2011.11.26
「卒業設計日本一巡回展2011東京展」の特別イベント「建築に咲く」

建築の世界に生きること×女性であること




東京港区のアクシスギャラリーで行われた「卒業設計日本一巡回展2011東京展」の特別イベントとして、仙台建築都市学生会議メンバーでもある宮城学院女子大学・生活文化デザイン学科建築学生有志団体「アマリリス」が女性建築家の篠原聡子さん、永山祐子さん、ライターの田中元子を招いたトークイベント「建築に咲く」が行われた。司会は、アーキエイド発起人でもある宮城学院女子大学教授の厳爽氏。当日は3者がそれぞれプレゼンテーションを行った上で、学生から質問を受ける形で、議論が行われた。

田中の感想コメント on Facebook

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2011.11.07
ミセス連載『妻・娘が見る建築家の実験住宅』
最終回、第36回は菊竹清訓さんの自邸「スカイハウス」

建築家の自邸を巡る3年間の旅。最後は憧れの名作「スカイハウス」へ。




この度、2009年にはじまった雑誌ミセスでの連載『妻・娘が見る建築家の実験住宅』が、終了することとなりました。当初は1年間の予定だったのですが、思いもかけずご愛読いただき、結果3年間に合計36軒の自邸を訪ねさせていただくことができました。そして、最終回は建築家、菊竹清訓さんの自邸「スカイハウス」を訪ね、「スカイハウス」で育った雪さんと現在お住まいの陽子さんにお話をうかがいました。現在の「スカイハウス」の姿と、これまで知られなかった、もうひとつの「スカイハウス」のお話に是非触れてみてください。

企画主旨:建築家の自邸はこれまで、建築家自身による発言はされてきましたが、そこで1日の大半を暮す女性の視点から語られる機会はあまりありませんでした。そこで、本企画は、建築家が設計した「自邸」にどのような想いで向き合い、暮してきたのか、毎回異なる「自邸」を取材し、女性(母性)から見る、もう一つの「実験住宅」の姿を探ってみるものとなっています。

雑誌ミセス連載「建築家の実験住宅」これまでの掲載リスト


※【掲載号】建築家名(敬称略)|「住宅名」|お話を伺ったご家族

2009
【1】藤森照信|「タンポポハウス」|(妻)
【2】益子義弘|「新座の家」|(妻)
【3】堀越秀嗣|「小日向の家」|(妻)
【4】吉田研介|「チキンハウス」|(妻)
【5】東孝光|「塔の家」|(娘)
【6】六角鬼丈|「クレバスの家」|(娘)
【7】野沢正光|「相模原の住宅」|(妻)
【8】難波和彦|「箱の家」|(妻・娘)
【9】永田昌民|「下里の家」(妻)
【10】清家清|「私の家」(娘)
【11】片山和俊|「町庭の家」(妻・嫁)
【12】槇文彦|「自邸」(妻)

2010
【13】河内一泰|「KCH」(妻)
【14】小泉雅生|「アシタノイエ」|(妻)
【15】保坂猛|「LOVE HOUSE」(妻)
【16】川島茂+鈴鹿美穂|「1×1/2×2」(妻)
【17】松野勉+相澤久美|「foo」(妻)
【18】M・タルディッツ+加茂紀和子|「KATA House」(妻)
【19】山中新太郎|「MUSAKO House」(妻)
【20】フィリックス・クラウス+吉良森子|「神宮前の住宅」(妻)
【21】工藤和美+堀場弘|「永福の住宅」(妻)
【22】塚本由晴+貝島桃代|「ハウス&アトリエ・ワン」(妻)
【23】馬場正尊|「房総の馬場家」(妻)
【24】手塚貴晴+手塚由比|「のこぎり屋根の家」(妻)

2011
【25】内藤廣|「のこぎり屋根の家」|(妻)
【26】古谷誠章|「ZIG HOUSE/ZAG HOUSE」|(妻)
【27】室伏次郎|「北嶺町の住宅」|(妻)
【28】椎名英三|「宇宙を望む家」|(妻)
【29】横河健|「トンネル住居」|(妻)
【30】北山恒|「南麻布のリノベーション」|(妻)
【31】内藤恒方|「松原の家」|(妻)
【31】長島孝一|「新逗子の家」|(妻)
【32】竹山実|「駒場の家」|(妻・娘)
【33】田中敏溥|「国立の家」|(妻)
【35】黒川哲郎|「重箱住居」|(妻)
【36】菊竹清訓|「スカイハウス」(娘・息子の妻)

2011.10.27
「新しい建築のみかた」
著:斎藤公男

パンテオンからせんだいメディアテークまで、時空を越えた建築の旅を楽しんでください。


全国を巡回し、先月再び丸ビルにて展覧会を行い2万人近い来場者を数えた「アーキニアリング・デザイン展」。その展覧会の創始者でもあり構造家でもある斎藤公男先生の書籍の編集を私たちが協力させていただきました。太古から建築というものは人々の生活につねに必要なものであり、人類の繁栄とともに建築もつねに移り変わってきました。だからこそ、本来は目の前の建物をそれ単体で見ることはできません。この本では、斎藤先生の「建物のみかた」を本の中で体現することができます。おさめられている74のストーリーは、時には時空や場所を越えてしまい、「えっ!こんな建物とこれが関係あるの?」といった発見であふれています。建築って難しそうだなという素人の方から、プロフェッショナルな方までが充分に楽しめる、これまでにない建築の本ができたと思います。是非、手に取ってみてください!

新しい建築のみかた






2011.10.12
建築家の絵本シリーズ「くうねるところにすむところ」復刊第二弾
乾久美子|「浅草のうち」

乾さんが浅草のまちと2つの建物を通して、子どもたちに伝えたかったこと。




建築家の絵本シリーズ「くうねるところにすむところ」復刊第二弾は、建築家の乾久美子さんです。今回も全体の編集を大西が、巻末の建築家と絵本の解説文を田中が担当し、お手伝いさせていただきました。今回の絵本は、浅草のまちを舞台におじいさんと孫の子どもが歩き、会話をつむぎながら「うち」について、さまざまな想いをはせていくものとなっています。果たして「うち」のもつ意味は何なのか。模型なのか?実写なのか?中身の絵本としてのつくり方も秀逸です。是非、書店にて手にとってみてください。復刊第三弾は、建築家、八島正年さん、夕子さんを予定しています。こちらもお楽しみに!

amazon:浅草のうち (家を伝える本シリーズ)乾久美子

2011.10.01
リクシル(トステム)ウェブマガジン「イエスト」
連載:家の知/討議|vol.25「“場所性”と“形式性”の間で(1/3)」

木下さん、乾さんは、場所をどう読み取り、どう形にしていくのでしょうか?




ウェブマガジン「イエスト」の開始とともにはじまったメインコンテンツである「家の知/討議」では、この2年間、難波和彦、篠原聡子、小泉雅生、高橋晶子、の4氏を迎え、「家」にまつわる研究と設計について、それぞれの立ち位置から議論を展開してきました。そして、今回からはじまる新たなシリーズでは、新たなゲストを迎え、より具体的なテーマを設定した上で議論を深めていくことに。第5タームのホストは木下庸子氏、ゲストに乾久美子氏を迎え、実際の設計を行う中で、「場所性」と「形式性」についてどのように考えているのかを紐解いていきたいと思います。

http://tostem.lixil.co.jp/biz/iest/ienochi/25/01.htm

2011.10.01
リクシル(トステム)ウェブマガジン「イエスト」
連載:建築学科研究|vol.15「武蔵野美術大学<前編>」

工学ではなく美術の領域からの総合的アーキテクト教育を目指して




「建築の教育」、「設計の教育」とひとえに言っても、実際はどのような考えのもと、どのような教育が行われているのだろうか?スクールカラーのようなものは存在するの?そんなシンプルな疑問からはじまった連載は、これまでに武蔵野工業大学(現、首都大学)、東京大学、日本大学理工学部、東京工業大学、横浜国立大学、東京理科大学理工学部、をまわってきました。そして、今回ははじめての美大系ということで、武蔵野美術大学におじゃまし、宮下勇先生にお話をうかがいました。キャンパスからカリキュラムまで、とにかくものづくりにの熱気が充ち満ちている素晴らしい大学でした。そこに通底する、武蔵美道とは如何に!?

http://tostem.lixil.co.jp/biz/iest/kenkyu/15/01.htm

2011.09.28
UIA東京2011|DAAS『デジタルアーカイブの可能性』トークセッション

アーカイブとは、確実に未来を豊かにすることだということがわかりました。




東京国際フォーラムで開催されたUIA東京大会にて行われた「『デジタルアーカイブの可能性』トークセッション」(主催:DAAS(Digital Archives for Architectural Space consortium(DAAS, 建築・空間デジタルアーカイブス))の企画サポートおよび記録を行いました。建築のアーカイブをテーマとして6名のゲストを招き、話し手と聞き手が交代していくリレー形式で行われました。アーカイブとはそもそも何なのか、アーカイブはどうストックされていくべきなのか、アーカイブはどう使われていくものなのか… さまざまな議論が、国際フォーラムの吹抜け空間に設けられたフリースペースで行われました。それぞれの内容が魅力的でしたので、後日こちらでもレポートを報告できればと思います。

出演者リスト

本江正茂 (東北大学准教授/せんだいスクール・オブ・デザイン)
赤松佳珠子 (CAtパートナー)
磯達雄 (建築ジャーナリスト)
渡邊英徳 (情報アーキテクト/首都大学東京准教授)
大山顕 (団地・工場・ジャンクション愛好家/ライター)
倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授)

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2011.09.27
UIA東京2011| 「子どもと建築」セッション
日本代表としての「けんちく体操」のプレゼンテーション

「けんちく体操」が世界とコネクションを持った、記念すべき日!




UIA2011東京大会 第24回世界建築会議の「子どもと建築」のセッションにて、日本代表として「けんちく体操」をウーマン1号こと田中元子がプレゼンを行いました!写真は、十数カ国の代表のみなさんと一緒に東京タワーにトライしたものです。この瞬間歓声があがりました。まさに言葉の壁を「けんちく体操」が越えた瞬間でした。次の大会は南アフリカ大会。是非、そのときは現地へ行き、現地の子どもたちと「けんちく体操」をしたいと思います。

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2011.06.24
建築家の絵本シリーズ「くうねるところにすむところ」復刊!
篠原聡子|「おひとりハウス」

建築家によるあの絵本シリーズが帰ってきた!復刊第一弾は篠原聡子さん。





4,5年前からシリーズとして出版されておりました建築家の絵本シリーズ「くうねるところにすむところ」が、この度、出版社を平凡社に改め復刊いたしました。モサキは、それまでは関わっていなかったのですが、今回から、全体の編集を大西が、巻末の建築家と絵本の解説文を田中が担当し、お手伝いさせていただいております。

復刊第1弾(全体からすると26冊目)は、建築家の篠原聡子さん。タイトルは「おひとりハウス」です。篠原さん自身が設計された集合住宅が、バブル崩壊後に住人がすくなくなってしまうところからお話ははじまります。自分が設計した建物が、こんなにもさみしくなってしまった。この建物のオーナーでもあった篠原さんは、奮起し、この建物の再生に取り組みます。そのヒントを与えてくれたのは、研究のために歩いたアジアのさまざまな街でした。さぁ、篠原さんは、どんな試みを新しくこの集合住宅に与えたのでしょうか。今では、この集合住宅は、自然と住人同士、周辺の方々ともコミュニティーが形成されるような、とても素敵なものになっているそうです。

是非、書店にて手にとってみてください。一応、14歳でも読めるものとしてつくっていますが、もちろん学生でも大人でも楽しめるものとなっています。そして、復刊第2弾は、建築家、乾久美子さんを予定しています。こちらもお楽しみに!

http://amzn.to/kzMTeQLinkIcon

2011.05.25
国際シンポジウム「HERE and THERE - 生物多様性とランドスケープ」
バイリンガル冊子制作

生物多様性を底で支えているであろう美的価値ってどんなもの?


昨年6月26日(土)、愛知県立芸術大学にて開催された国際シンポジウム「HERE and THERE - 生物多様性とランドスケープ」では、その企画・運営のサポートをさせていただきました。内容はランドスケープアーキテクトのジョン•スチュアート•マレー氏を迎え、生物多様性の問題について、ランドスケープデザインや芸術分野の観点から考えるもの。今回は、そこで討議された内容を小冊子にまとました。

2011.04.22
出版「けんちく体操」|エクスナレッジ

ワークショップがついに本に。「けんちく体操」は世界を変える!!


※「けんちく体操」の書籍出版以後の活動は、テレビなどへのメディア出演、国際大会での発表、ワークショップの開催等、多岐にわたっており、本ウェブサイトではすべてを告知することがむずかしい状況です。「けんちく体操」の詳細情報は、下記ウェブサイトをご覧ください。

「けんちく体操」本がエクスナレッジ社から2011年4月23日に出版されることとなりました。世界の名作建築73を取り上げ、けんちく体操の魅力とその建物の魅力を伝えます。体操の考案は、われわれチームけんちく体操が、解説文は博士とウーマン1号が担当。編集は、マン2号とウーマン1号が、さらにアートディレクションにデザイナーの古平正義さん、イラストは大塚いちおさん、写真は山本尚明さんにご協力いただきました。小さなお子様がいらっしゃる親子から、建築専門外の大人までが楽しめる本となっています。是非、書店にてご購入ください!そして、不定期ではありますが、ワークショップにも是非、ご参加ください!

http://kenchiku-taiso.com/LinkIcon

http://www.facebook.com/pages/けんちく体操-Architectural-gymnastics/183861744985394LinkIcon

2011.04.25
若手アーティスト助成金プロジェクト「ALLOTMENT」
2011年は、長久手文化の家にて展覧会を開催!

他界した若き美術作家の友人たちがはじめた、若き美術作家をサポートする活動。




昨年からはじまりました、「ALLOTMENT」では、若手アーティスト支援のためのトラベルアワードを設立し、毎年、賞を与えていきます。本年の展覧会では、このプロジェクトのきっかけとなった、故、與語直子さんと、初年度受賞者の隼田大輔さんの展覧会を、今年は與語直子さんの故郷、愛知県長久手(長久手文化の家)にて開催することとなり、先日オープニングパーティーが開催されました。また、それに合わせて、活動年報「ALLOTMENT ANNUAL MAGAZINE」を発刊することとなり、今回、mosakiは、その企画・編集・デザインを行いました。この冊子は、今後、世界中のアート関連機関へ郵送され、受賞者だけではなく入賞者も含めた若手アーティストを世界へ発信する媒体と成長させていくこととなります。

http://www.allotment.jp/LinkIcon

2011.04.20
「ARTand ARCHITECTURE REVIEW | 特集:震災のあとで」
Mail Dialogue:mosaki 「震災以後、”アーキテクト”として」

理性的に物事や情報を整理し、技術や分野をつなぎ豊かさを与える。このような技術や活動自体を”アーキテクト”と呼び活動していきたい。




建築系ウェブマガジン「ARTand ARCHITECTURE REVIEW」の「特集:震災のあとで」の中のMail Daialogueのコーナーにて、チームラウンドアバウトの藤井亮介さんと数日にわたりメール対談をさせていただいた模様が、公開されました。タイトルは、「mosaki「震災以後、"アーキテクト"として」。われわれが体験した東日本大地震を通して、考えたこと。

http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/JeLFhmRgsfrpBoPKOtxMLinkIcon

2011.02.15
第1回JIAゴールデンキューブ賞
「けんちく体操」特別賞受賞!

これまでにない、建築教育コンテンツとしての力を持ちうる証明!




この度、子どもを対象とした建築系ワークショップに与えられる賞「第1回JIAゴールデンキューブ賞」に「けんちく体操」を応募し、みごと特別賞をいただきました。なお、受賞作品は、UIA2011東京大会 第24回世界建築会議に合わせ、2011年9月28日〜30日に「JIAゴールデンキューブ賞作品展(仮称)」にて一般公開されるそうです。このイベントでは世界中から見地区関係者が集まると聞いているので、多国籍な皆さんと一緒に「けんちく体操」を行い、この試みを世界へ広げていければと思います!

http://goldencubejapan.com/LinkIcon

2011.01.22
ゲストクリティーク:首都大学東京 都市環境学部 建築都市コース|学部2・3年生「短期課題」

毎年、首都大学東京建築学科の学部2・3年生の共通課題として行われている「短期課題」の講評会にゲストクリティークとしてお招きいただきました。日時は、2011年1月22日(土)午後。他にもゲストとして、建築家の谷尻誠さんがいらっしゃるそうです。コンペ形式となっているこの課題は、学内の教員とゲストの採点結果を公表し、順位を競うというもので、例年とても盛り上がるそうです。当日を楽しみにしています!

都市環境学部 建築都市コースLinkIcon

ON GOING

ALLOTMENTトラベルアワード2011
ロンドン→東京→そして名古屋へ

数年前に、ロンドンでお世話になっていた美術作家の與語直子さんが若くして他界されたことから、友人たちの手ではじまったアロットメントプロジェクトは、昨年立ち上がりました。今年も若手アーティスト支援のためのトラベルアワードを選出!応募締め切りは3月15日。是非、若手アーティストの方はトライしてください!

AllotmentLinkIcon


農業を考える。

今回与えらえたテーマは”農地”の再生。昨今のエコや農業ブームで農業への注目度は上がっていますが、農業を取り巻く状況は、農業に携わる方の高齢化や後継者不足、また農地という土地に対する農地法による制限が加わり、農地を他人に貸すことさえ自由にできないのが現状のようです。昨年12月の国際ワークショップでは、名古屋の農業に関するリサーチを一つのツアーとして提案しました。今後は、より具体的にある敷地について取り組み、日本全体にある問題として捉え、未来の社会を描くひとつのヴィジョンとして現実性のある農地のあり方を考えていきたいと思います。



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「建築は建築以外のことに包まれて成り立っている。建築とその周辺を豊かに面白くしたい」mosaki(モサキ)は田中元子(建築コミュニケータ・ライター)と大西正紀(編集者・建築家)から成る、プロジェクト型建築系デザイン&編集ユニットです。私たちは「クライアントと人々とをつなげる、プレゼントのようなモノをつくりたい」と考えています。ハッピーかつクリエイティブで活き活きとした世の中に!!

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「建築は建築以外のことに包まれて成り立っている。建築とその周辺を豊かに面白くしたい」mosaki(モサキ)は田中元子(ライター・クリエイティブファシリテーター)と大西正紀(編集者・建築家)から成る、プロジェクト型建築系デザイン&編集ユニットです。

BOOKS

2011.04.23

「けんちく体操」本、絶賛発売中!

2010.10

「建築の力」シリーズ全3巻刊行!





この2年に渡り編集に協力してきた「建築の力」シリーズ(INAX出版)の3冊目、山本理顕さんモデレートによる『地域社会圏モデル』が発刊され、それまでに、伊東豊雄さん、藤森照信さんとつくってきた書籍と合わせて、シリーズの全3冊がそろいました。これらの書籍は、互いにリンクするようにつくっていますので、合わせて読んでいただけると、より建築を楽しめるものになっております。是非、手に取ってみて下さい!

2010.10

建築家の自邸を巡っています



2009年から雑誌ミセスにて連載中。月に1度、建築家の自邸を訪ね、そこに住まう奥さまにお話をうかがっています。女性の目線から視るある自邸の物語。

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