本プロジェクトの第4回(最終回)のイベントを下記日程にて行います。
第1回目の「人口減」、第2回の「新産業と税金の配分」、第3回では、テーマを「2050年に向けて、いま自分が取り組んでいるプロジェクトについて」とし、竹内昌義、馬場正尊、マエキタミヤコ、山崎亮の4人がプレゼンテーションと議論を重ねてきました。そして、最終回を予定していた、約一ヶ月前の2011年3月11日に日本列島を東日本大震災が襲いました。その後、メンバー間でもイベント開催へ向けて意見交換がされました。下記は、山崎亮からのメールの一部抜粋です。
「これまでなんとなく「こうなったらいいよね」「このほうがいいよね」と言われてきたけれども、諸々の関係で実現しえなかった社会というのがあるように思います。エネルギーの問題もそうだし、低炭素化の話もそうだし、都市計画やまちづくりもそうだし、コミュニティのあり方もそうだし、市民社会のあり方もそうだと思います。経済や政治との関係から動かしたくても動かせない事例がたくさんありました。
今回のことを契機にそれらをぐいっと前に動かさなければ、「生きる」という志半ばで被害に合った人たちに申し開きが立ちません。日本のカタチ2050は、上記のように「こうなったらいいよね」「このほうがいいよね」を語ってきたように思います。そこで、「事例や論説はいいから、何を実行するつもりなのかをはっきりさせてよ」「あなたたちが具体的に取り組んでいることを教えてよ」という意見が出た。だから僕らはこれまでと同じ未来を、さらに強く主張すればいいだけだと思っています。僕らが目指した未来は、東北大震災を経てもなんら変化することなく、むしろその未来が一気に近づいてきたような気がしています。この機会を逃してはならないと思います。
そんなことを語れたらいいな、と思っています。大震災の経験も踏まえて、僕らはどんな2050年を描こうとするのか。そのために僕らは何をするのか。大震災からの復興プロセスにどう関わるのか。そして、日本のその他のエリアも含めてどんな未来像を提示するのか。それこそが、いま語るべきことなんじゃないかなぁ、という気がしています。」
この度、「日本のカタチ2050」メンバーは、予定通り、下記日程にて公開トークショーを開催することといたしました。今回は、個別のプレゼンテーションは行わず、馬場正尊を司会とし、『震災の後に2050年について改めて考える』をテーマに最初からフルディスカッションを行います。
また、これまで以上に来場いただきました皆様も議論に参加いただけるような場にしたいと考えておりますので、皆様も是非ご来場ください。そして、一緒に未来を、2050年を考えましょう。
●『日本のカタチ2050』第4回(最終回)公開トークショー
日時:2011年4月16日(土)14:00〜16:00
場所:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
所在地:〒107-0061東京都港区北青山1-7-15
アクセス:JR総武線「信濃町駅」より(改札左折)徒歩約5分、
東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」
0番出口より徒歩約8分
地図:http://gakusha.jp/access/index.html
※下記URLにてUstreamにてネット生中継を行う予定です。
2011年4月16日(土)14:00〜16:00に東京芸術学舎にて行われる第4回公開型トークショーをUstreamingにて生放送を予定しています。
PHOTO : 日本のカタチ 2 0 5 0 vol.3
2011年1月8日(土)14:00-16:00
日本のカタチ 2 0 5 0
vol.3 公開トークショー開催
2011年1月8日(土)14:00-16:00
本プロジェクトの第3回イベントを下記日程にて行います。
第1回目の「人口減」に続き、前回の第2回は「新産業と税金の配分」が大きなテーマでした。そこでは会場から「あなたたちがプレゼンするような日本が今後抱えるであろう課題は、もう分かっている。そうではなく、あなたたちはそれに対してどんな取り組みをしているかを発表すべきだ。」という意見をいくつかいただきました。
そこで第3回のテーマを「2050年に向けて、いま自分が取り組んでいるプロジェクトについて」とします。これまでの2回の公開討論の中で掘り起こしてきた日本が抱える問題に対して、竹内昌義、馬場正尊、マエキタミヤコ、山崎亮の4人が、それぞれに取り組んでいること、あるいは今後取り組みたいと考えていることをプレゼンテーションします。是非、ご来場いただき自由に討論へご参加下さい。また、下記URLにてUstreamにてネット生中継を行う予定です。
●『日本のカタチ2050』第3回公開トークショー
日時:2011年1月8日(土)14:00〜16:00
場所:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
所在地:〒107-0061東京都港区北青山1-7-15
アクセス:JR総武線「信濃町駅」より(改札左折)徒歩約5分、
東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」
0番出口より徒歩約8分
地図:http://gakusha.jp/access/index.html
日本のカタチ 2 0 5 0
vol.2 公開トークショー開催 11月3日
第2回目の公開討論は、2010年11月3日(日)14:00〜16:00に行われました。第1回目の議論では、『人口減』をとっかかりに、さまざまなデータを持ち寄り、2050年にありうるポジティブな未来について議論しましたが、、2050年の未来を考えてる上で、その具体策の多くは制度的な話に及びます。だからこそ、税金や国の予算をないがしろに議論をすることはできない。そこで、第2回は『新産業と税金の配分』を大きなテーマとしました。現状の税金の配分に、どうテコ入れをしていくことで、日本オリジナルのより魅力的な未来のライフスタイルを描くことができるのかを議論しました。
●『日本のカタチ2050』第2回公開トークショー
http://www.tuad.ac.jp/newsevents/headline/newpage_20101014_093420/
日時:2010年9月12日(日)14:00〜16:00
場所:日本文化芸術研究センター(外苑キャンパス)
所在地:〒107-0061東京都港区北青山1-7 外苑キャンパス
アクセス:JR総武線「信濃町駅」より(改札左折)徒歩約5分、
東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」0番出口より徒歩約8分
地図:http://gakusha.jp/access/index.html
日本のカタチ 2 0 5 0
メッセージ
2050年というのは、あと40年。そう遠くない未来である。ところが思うように先が見えない。日本は2005年をピークに人口減少に転じ、世界でも例のない少子高齢化社会に突入している。2050年には人口は8000万人と1970年程度の規模になる。
その時、日本はどのような国になっているのだろうか。また、建築やランドスケープといった分野のしごとはどのように変化しているのだろうか。きっと大きく変わっているのだろうが、それがよくわからない。それはきっと、ベースとなる状況がまだ呑み込めていないからだと思う。
このプロジェクトでは、竹内昌義、馬場正尊、マエキタミヤコ、山崎亮の4人が一人ずつホストとなりながら、公開型のトークショーで、それぞれテーマごとに話し合い、40年後の未来はどのような状況になっていくのか、その展望を議論しまとめていきます。
第1回公開型トークショー開催!
本プロジェクトのキックオフイベントを下記日程にて行います。
先着60名様のみの参加可能となりますので、是非、ご来場ください。
●『日本のカタチ2050』第1回公開トークショー
日時:2010年9月12日(日)16:00〜18:00
場所:東京芸術学舎203教室
所在地:〒107-0061東京都港区北青山1-7 外苑キャンパス
アクセス:JR総武線「信濃町駅」より(改札左折)徒歩約5分、
東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」0番出口より徒歩約8分
地図:http://gakusha.jp/access/index.html